たぬぽん日記

スイーツ、ラジオ、無線、街ぶら、山歩き などを書いています。

比良山系 打見山 蓬莱山

アマチュア無線とセットの登山は、2回/月程度のペースで続けています。最近、たぬぽん日記の更新が出来ていなかったのですが、山行記録はTwitterではなく、一か所に固まっていた方が良いと思うので、やっぱりこちらを更新することにしました。行ったのは、9月11日(土)なので約ひと月前になります。ルートは、JR湖西線志賀駅~キタダカ谷(登山道)~天狗杉~クロトノハゲ~打見山(1108m)~蓬莱山(1174m)のルートです。帰路は、天候が良くなく帰宅時間も押してきたので琵琶湖バレイロープウェーで山麓駅まで行ってから来るときに降りた志賀駅まで歩きました。当日は、Yahoo天気予報では、曇りだったのですが予報は外れまして雨の中登ることになりました。

志賀駅を出発する前に、自宅で作成してきたYamapの登山計画をスタートさせて、道を間違えないよう進んでいたつもりが、進んだ道が全く違う道路で、1時間もロスしてしまいました。打見山に向かうキタダカ谷に向かわないといけないのに、比良岳に向かう林道をかなり上の方まで歩いていました。Yamapでは、作成した登山計画の道は橙色で示されるのですが、他の登山道を示す赤色の道を何の疑いもなく30分以上頑張って登っていた形になります。なぜもっと注意深く確認して歩いて来なかったのか、自分の能力の無さにショックと雨も自分の気力を失わせ一度は今日の登山は中止にして帰ろうかとも思いました。また、行き先を比良岳に変更しようかとも考えました。

こういう時は、冷静になるべきで、目的地への分岐点までどれくらい掛かるのか、そこから山頂まで何時間掛かるのかを考え、登山開始から下調べもしない目的地への変更は危険を伴うことも考え、30分掛けて分岐点まで戻りました。

分岐点には、大きな柵に囲まれた中に、付近の愛犬家が大型犬(シェパード)を放し飼いにしていて、柵には囲まれているのですが、僕を見つけてこっちのほうに吠えながらやってきました。あの高い柵を超えて来たら、噛まれて助からないだろうなと思いながら、祈るようにその場所を去るように通り過ぎました。あの高い柵は、乗り越えられず胸を撫でおろしました。まだまだ雨は、降り続けていますがようやくキタダカ谷の登山道の入り口までやって来ました。

f:id:tanupon55:20211011214900j:plain

キタダカ谷 登山道 入口

天候が悪かったので、あまり写真は撮っていないのですが、登山道の途中で川の水を一時的に調整する堤防のところで堤防のうえの道につながる巻き道が分かり辛く、ほんとうにこの道で合っているのか分からず、2回引き返しました。ここでも、もう帰ろうかと思った場所でした。雨足は少し弱くなりましたが、今度は湿度が高く、着ていた安物のレインコートは脱いで、半袖Tシャツで頂上を目指すことにしました。山の中では、虫さされや藪でけがをしないように、長そでのままで過ごすことが多いのですが、さすがの私もこの暑さを耐えることが出来ませんでした。登山道は、分かりやすいのですが急な道が連続するので、気力を失わせます。途中、3匹ほど大きなヒキガエルに会いましたが、写真を撮影する気力がありませんでした。1時間半ほどで、ひとつめの目印ポイントの天狗杉に到着です。立派な大樹ですが、疲れていてあまり感動がありませんでしたので、写真に収めて山頂を目指します。

f:id:tanupon55:20211011221010j:plain

キタダカ谷 天狗杉

天狗杉、今見ると周りの霧に囲まれちょっとゾクッとするくらい神秘的な雰囲気がありますね。ここを通り過ぎると、約1時間くらいで山頂の打見山に到着する予定です。頑張って登山を継続します。次のポイントは、クロトノハゲと言う岩があるとことです。天気だと良いところなのかなと思って通り過ぎましたが、ネットで検索してもそれほど情報が無いので、そうでもないのかと思います。こちらのお地蔵さんが、登山者を見守ってくれているのだと思います。

f:id:tanupon55:20211011222026j:plain

クロトノハゲ お地蔵さん

ここを過ぎますと、護国の英霊を祀った場所があります。琵琶湖に突き出た岩があるようですが、霧で何も分かりませんでした。

f:id:tanupon55:20211011223529j:plain

護国の英霊を祀った碑

f:id:tanupon55:20211011223613j:plain

この鳥居の向こうが琵琶湖に突き出た岩とのこと

ようやく霧も取れて来て、ロープウェーのゴンドラが走っているのが見えました。この上にある琵琶湖バレイは、コロナウイルスの緊急事態宣言で昨日まで休業していたようですが、今日から営業を再開しているとのことをここで気が付きました。やっと、打見山山頂に到着しました。ロープウェイの山頂駅が打見山山頂です。雨も止み、遊びに来ている家族連れや若者で賑わっていました。

f:id:tanupon55:20211011224240j:plain

ロープウェイの山頂駅が見えてきました

f:id:tanupon55:20211011224323j:plain

打見山山頂 やっと到着

打見山は、山ラン対象なのでハンディ機のホイップアンテナで6局ほど交信して、蓬莱山に移動しました。

f:id:tanupon55:20211011224705j:plain

打見山から蓬莱山を見上げる

これから、蓬莱山に向かって歩いて行きます。リフトが見えると思いますが、リフトの脇に道があるので、そこを通って40分くらいでしょうか?蓬莱山の登りが、芝生なのですが、ここがかなり傾斜がきつく体力を消耗します。

f:id:tanupon55:20211011225157j:plain

蓬莱山 麓から 蓬莱山山頂に向かうリフトを撮影

f:id:tanupon55:20211011225259j:plain

蓬莱山山頂から、打見山方面を撮影

山頂では、JS3MXP 村田さんに作って頂いた、CQアンテナで運用を行いました。四方八方からお呼びが掛かり、楽しい運用が楽しめ、登山のしんどさが吹き飛びました!SOTA対象の山頂ですので、チェイサーの方からも多数お呼び頂きました。

f:id:tanupon55:20211011225817j:plain

村田さんのコールサインアンテナとCQアンテナ

f:id:tanupon55:20211011225756j:plain

コールサインアンテナ 緑に良く映える

f:id:tanupon55:20211011225844j:plain

奇麗な電波を送受信します!

帰りは、ロープウェーで山麓駅まで行って、そこからは30分ほど登山道を歩いて、元のJR志賀駅に戻りました。

f:id:tanupon55:20211011230357j:plain

琵琶湖と釣り人

f:id:tanupon55:20211011230401j:plain

近所の商店で買った ジャイアントコーン

下山するとすぐそこに琵琶湖があります。良い感じの疲れに酔いながらのジャイアントコーンはなかなか美味しかったです。