二上山(雄岳、雌岳)ハイキングとオンエア
3/27(土)、奈良県葛城市と大阪府南河内郡太子町の間にある二上山(雄岳、雌岳)にハイキングとオンエアに行きました。土曜日に運用することはあまりないのですが、明日日曜日が雨模様なので本日やることに決めました。もともと奈良県民のわたしにとって、二上山は、いつも目に入るところにある景色でした。しかし、行ったことは無かったので、一度行ってみたい場所でした。雄岳には、宮内庁が管理する大津皇子(おおつのみこ)の墓があり奈良に都があった頃の歴史を感じれる場所のひとつであることが分かります。明日香村にある藤原京(わたしは、この近くの高校に通っていました)、奈良市にある平城宮跡は有名ですが、歴史を感じながら竹ノ内街道と二上山の登山をしてみるのも良いと思いました。ただ今回は、ハイキングとオンエアの両方が目的なので、歴史を感じている時間はあまりありませんでした・・・。
大阪方面から二上山に行くルートは幾つかありますが、いずれにしても近鉄電車でのアクセスになります。長野線の喜志駅、南大阪線の上ノ太子駅のどちらかを利用して竹内街道経由で登山口を利用するか、二上山、二上神社口、当麻寺(たいまでら)の各駅からそれぞれの登山口にを利用するかになります。今回わたしは、登山ルートの詳細を事前に確認していた訳では無かったのですが、近鉄上ノ太子駅から徒歩で、竹内街道に出て登山口に入り、帰りは近鉄二上山駅を利用して帰りました。
9:30に近鉄上ノ太子駅を出発し、地図を確認しながら竹内街道に向かいます。太子町の道は、幹線道路でも片側一車線のくねくねとした細い道が多く、バスやトラックが往来するうえ路側帯のみで歩道が整備されていない場所がたくさんあるので、徒歩で向かうには、車に注意しながら歩く必要があります。登山道の危険性よりも車道の端を歩くと言う意味での危険性があります。今後行かれる方は、十分にご注意を。
竹内街道に行くまでの道順や竹内街道から二上山に向かう経路は、道標がたくさんあるので道に迷うことは無いと思います。また、竹内街道に入ると、自動車が走ることのない遊歩道が整備されているので、安心て歩くことができます。途中、文化遺産や休憩場所として立寄ることのできる交流館などもあります。わたしは、先を急いでいましたので立ち寄りませんでしたが・・・。途中、桜の花がすでに満開になっていて、ちょっとした花見の気分を感じれました。
10:40に二上山登山口に到着し、登山を開始。舗装された道を少し歩いて、途中から登山道らしくなります。11:05に雌岳(474m)山頂に到着。家族連れ、登山仲間どうして山頂まであがり、早めの昼食を楽しまれている方がたくさんいました。山頂に登ってからのわたしの目的は、SOTAでの無線運用も含まれるため、直ぐに雌岳を後にして雄岳に向かいました。SOTA対象の場所は、雄岳(517m地点)となるためです。一旦、尾根を下って再度雄岳への道を上がる形になります。20分くらいで雄岳山頂に到着しました。
今日の無線運用は、ハンディ機+ハンディ機のホイップアンテナで、430MHzと144Hzを運用する形になります。簡単に運用して、早めに帰る予定だったからです。(実際は、16時まで運用していました。)430MHzでは、藤井寺市JJ3*MO局、三郷町信貴山山頂移動のJA3*CH局、堺市中区JA3*PN局、堺市南区JR3*RZ局、大阪市西成区JP3*PM局、岡山県瀬戸内市大雄山移動のJN4*IG局、八尾市移動のJS2*HO局と交信。その後、144MHzに移動して、堺市南区移動のJR3*RZ局を呼出し、交信。144MHzでは、その後15分×2回の形でCQを出し、奈良県香芝市のJI3*YI局と交信。兵庫県宍粟市(しそうし)千町ヶ峰(1141m)からCQを出していたJP3*SW局と交信が出来ました。こちらの局長さんは、SOTAで登られているようでたくさんの方から2m FMでお声がけ頂いていました。
山ラン、SOTAともに二上山は雄岳のみが対象と思ってたのですが、山ランメンバーの三郷町信貴山山頂移動のJA3*CH局より、雌岳も対象であることを教えて頂いたので、再度雌岳に戻って交信を行うことにしました。大阪市西成区JP3*PM局、岡山県瀬戸内市大雄山移動のJN4*IG局の2局は2回目のお声がけを頂きました。羽曳野市JR3*EX局、松原市のJE3*OQ局、北葛城郡広陵町のJP3*OZ局と交信が出来ました。16時に本日の運用を終了。
帰りは、近鉄二上山駅を目指すため、再度雄岳に登ってからひたすら駅に向かって下山しました。奈良県香芝市のJI3*YI局に教えて頂いたのですが、奈良側からの登山道の方が傾斜がきついとの話で、下山なので楽で良かったと思いました。
本日も、お相手下さいました局長様、ありがとうございました。