有馬三山 プラス
12月12日(日)有馬三山 プラス 高尾山、逢ヶ山の5座を巡りました。山行記録を残しておきます。
登山ルートは、次の通りです。
■有馬口駅から鬼ヶ島は私有地のため入れず
有馬口駅から鬼ヶ島(580mのピーク)を経由して有馬温泉街に出る予定でしたが、登山口にゲートがあり、私有地のため立入り禁止となっていました。誰もいなければ、そのまま入ったのですが、ゲートの内側に監視と思われる車に人がいたので、こちらは入らずに有馬温泉側まで車道を歩いて行くことにしました。車道は交通量も多いため、歩くことはお勧めしません。有馬温泉まで電車移動すれば良かったと思いました。(ルート図の①~③です。)鬼ヶ島は、山ラン対象なのでいつか行きたいとは思います。
■有馬温泉から落葉山
有馬温泉 阪急バス案内所の向いに妙見宮に入る階段があります。ここから登ります。登山道と言うか、神社への参道(階段の道)です。
10分くらいで妙見宮に到着。12月の週末ですので、本来なら観光客が登って来る場所なのだと思いますが、コロナ自粛のためかお参りの方は誰もおらず私だけでした。本堂の裏側に有馬三山への道が続いています。
本堂の裏に回り、登山道を少し歩くと直ぐ落葉山(533m)があります。
堺市のJA3WPN局、宝塚のJL3RUA局と交信をして頂きました。
■灰形山 湯槽谷山
続けて灰形山と湯槽谷山に向かいます。灰形山へは、南へ下る尾根道を下ってから登ると到着します。途中、有馬温泉の街並みが見て取れます。
三田市のJA3PWM局と交信した後に、湯槽谷山に向いました。湯槽谷山へは、急な階段が続きます。一気に高度を上げていくので結構たいへんです。
階段は急ですが、登山道はきれいに整備されているので登りづらい場所はありませんでした。
湯槽谷山 標高が801mあり、六甲山に近づいている関係もあるのか、気温がぐっと寒く感じられました。ここでは、六甲最高峰で運用中のJP3BTY局と交信頂きました。六甲最高峰は、ガスで視界が悪かったと聞きました。
湯槽谷山からは、ロープウェイ六甲山頂駅に南下する道があります。今回は、他の2座を目指すので、そちらには向かいませんでした。
■高尾山 逢ヶ山
残り2座を獲得するために、高尾山と逢ヶ山を目指しました。高尾山へは、尾根道を進みます。これまでの整備された登山道とは違い、落ち葉の多い道になります。登山者もおらず寂しくなります。湯槽谷山からは30分程で到着します。標高は、湯槽谷山と同じ801mです。
高尾山は、自然林に囲まれた山頂で電波の飛びが良くありませんでした。モービル局からお声掛け頂きましたが、途中で聞こえなくなりました。あらためてCQを出し、JJ3AMO局、JA3WPN局に取って頂き何とか山ラン達成です。
高尾山で食事をとった後に、本日最後の逢ヶ山に向かいました。YAMAPに登山道の記載はありますが、登山ルートとしての登録がありません。高尾山から仏谷峠(612m)まで下ったあとに再度722mまで登る格好になります。下りが急で大変でした。方向が合っているかは、YAMAPのGPS頼みです。
逢ヶ山では、徳島県名西郡神山町移動のJR5CVJ局と59/59で交信が出来ました。また、落葉山で交信頂いた、宝塚のJL3RUA局、堺市のJA3WPN局からもお声が掛かり感謝でした。
■逢ヶ山から北へ降りる
逢ヶ山からの下山は、西に降りるルートと北に降りるルートがありますが、有馬口駅に近い北側ルートを選びました。しかし、まさかの道迷いをして焦りました。
登山ルート図の10番目の位置ですが、青色テープはあったのですが、見落として進んでしまうと谷に降りるような格好になります。私は谷を下ろうとしていて、ルートから外れたことに気が付きました。違う尾根に向かう道もあり、瘦せた尾根で滑落の危険がある場所でした。その場所で木の根っこにスマホを引っ掛けて落とすなどのトラブルもありあらためて慎重に山道を歩かないといけないと気づかされました。
このあとも2か所ほど、水の流れていない沢を2回横切って下るのですが、それも分かりにくい道でした。何とかスマホのGPSで進みながら、方向を確認しました。
最後の方は、砂防ダムが2か所ありますので、それを見ながら下って行きます。
逢ヶ山からの下山がいちばん疲れました。初めて行く場所、それも不明瞭なところが含まれるコースの場合には、時間に余裕をもって元の道を引き返せるスケジュールにしておく必要があると実感した山行でした。