生駒山登山とオンエア
3/14(日)今日は、生駒山に行ってきました。金曜日、土曜日と天気が悪かったので、今週は無理かと思っていたのですが、土曜日の夜から雨も上がり日曜日の降水確率も低い状態だったので、行くことにしました。AM8:10に近鉄奈良線の石切駅に到着し、住宅街を抜けると昔の駅(旧孔舎衛坂駅:くさえざかえき)と旧生駒トンネル跡があり、そこを少し上がったところから登山道が始まります。近鉄石切駅は、標高110メートルくらいの地点になるのですが、ここから642メートルある生駒山の山頂を目指すことになりますので意外と標高差のある登山になります。石切駅は、かなり見晴らしの良い場所なので、もっと標高が高いと思っていたのですが実際には、110メートルというのも驚きでした。近所に今は営業中止している大阪狭山市のスパヒルズ(旧ハイカラ村)が丘高いところにあるのですが、石切駅はそこと同じくらいの高さになります。くさかハイキングコースという名前が付けられています。途中、景色の良い休憩スポットがいくつもあり、登山シーズンになると賑わうのだろうと思います。途中、進もうとしていた登山道が一部崩落して通行止めになっていたため、遠回りをさせられたため30分ほど余計に掛かり、10時過ぎに山頂に到着しました。
生駒山上に来るのは、3回目です。1回目は中学生のときに友達に連れられて来ましたがあまり覚えておらず、2回目は社会人1年生(前の職場)のときに、先輩に連れられて来ました。その頃、冬の期間中にスケートリンクがあり連れてきてもらいました。さて、今回の目的は、もちろん山岳移動でのアマチュア無線運用。生駒山はSOTAポイント、山ランポイントでもあります。その前に、生駒山に関西の放送局や気象庁のアンテナがたくさんあり、それを見たいという思いもありました。放送局のアンテナを見学、写真を撮影したあと、三角点の確認に行きました。生駒山頂は遊園地で近鉄の持ち物になっているのですが、三角点はミニSL乗り場の中にあります。他局さんのブログで紹介されていたとおりの場所に三角点がありました。(あたりまえですが。)確認した後に、近くの桜の木の下で、QRVの準備を整え、いざCQを開始しました。
今日は、先日購入したラディックスの3エレ八木とカメラ三脚も一緒に連れて来てやりましたので、性能や運用がどんなものか試すのも目的であります。京都木津川市、奈良市、生駒市、京都市伏見区、大阪市旭区、茨木市、堺市中区の局長さんとつながりました。奈良市には20年ほど住んでいて、土地勘もあるため地元の話題で盛り上がれたりし楽しい時間を過ごせました。3エレ八木も安定して通信が出来ているようです。
12:30にこちらでの運用を終了して、他局をワッチしていると、山ランメンバーのJH3*FF局とJF3*WX局の交信が聞こえたので、二人の交信が終了後に声を掛けようとしたのですが、タイミングを逃し他局が一斉にJH3*FF局に交信を行い始めたので、諦めて次のポイントである大原山522mに移動することにしました。
大原山は、生駒山を下り大阪と奈良を結ぶお伊勢参りの古道である暗峠を超えた次のピークになります。この山に移動するまでの登山道の土が、笹藪を切り開いた登山道で、かなりぬかるんでいます。間違って転んだら大変なことになると思います。
移動すること1時間半で、大原山山頂に到着。ぼくらの広場と名付けられた眺望良く、きれいに整備された公園です。ここで続きのQRVを開始。いつもいろいろ教えてくれる宝塚市のJI3*WB局が池田市五月山公園に移動運用されているのをワッチしてお声がけしました。堺市中区のJA3*PN局、京都府綴喜郡井出町万灯呂山移動のJP3*RX局、高槻市からJQ3*EM局、いつもの岡山県備前市笹尾山移動のJN4*IG局、ここまでアイボールに来て下さった奈良市のJP3*TR局、守口市のJA3*SA局と交信が出来ました。
各局ありがとうございました。4:15に運用を終え、ぼくらの広場から近鉄枚岡駅に向かう神津嶽ハイキングコースを利用して下山しました。
駅のすぐ近くに枚岡神社がありましたが、鳥居でお辞儀する時間しかありませんでしたので次回来た時にはしっかりとお参りいたします。
今週末も楽しい山とアマチュア無線時間を過ごせました。
近鉄石切駅を出たところから大阪市内の景色。ここが標高110m地点
旧孔舎衛坂駅跡:くさえざかえき
登山道入口
登山道の途中でいくつも景色が見れます!
MBSの電波塔設備
手前がMBSの放送塔 奥はNTTの無線中継局
頂上の三角点はミニSLの乗り場の中
当局の放送塔は、こちらです!初公開のラディックス3エレ八木です。
暗峠の道標です。歴史を感じますね。
大原山にある ぼくらの広場で続きのQRVをしました。
時間の関係であまり写真が撮れておりません。
枚岡神社です。
お参りできませんでしたので、次回来た時にはご挨拶いたします。
以上、今週末の登山とQRVの様子でした。